機動戦士ガンダムSEED DESTINY
#28「残る命、散る命」(4/30)
ミネルバvsオーブ&地球連合vsアークエンジェルの三つ巴バトルロイヤル。メインキャラの心情としては…
- キラ&カガリ→とにかくオーブ軍に戦いを止めさせたい
- アスラン→大局的には戦争を終わらせたい。そのために、まず連合(含むオーブ軍)と戦う。
- シン→向かってくる奴は敵だーっ!向かってこない奴は訓練された敵だぁーっ!
こんな感じかな。で、アークエンジェルの介入に怒ったシンが再び種割れしてカガリに攻撃。さらにカガリを止めようとするアスランにキラが立ちはだかる修羅場状態。キラも種割れしてセイバーをバラバラにブっ壊すし…もう揃って「やっちゃった」展開へ。こんな暴れん坊な部下と親友を持って、アスランも大変だなぁ。
そんな乱戦状態の中、アビスが撃墜されてアウルが戦死。メインキャラでは最初の戦死者になるのかな*1。シリーズ中盤での戦死者という点は『SEED』のニコル・アマルフィを連想させる。ニコルの死はキラとアスランの全面対決へのトリガーだったけど、今回のアウルの死はどんな影響を及ぼすんだろう?既にステラを失い*2、しかも記憶操作で存在すら消されている。だから「スティングがアウルの仇討ちに…」という展開は考え難い。何より、ストーリーがアスラン(ミネルバ)とキラ&カガリ(アークエンジェル)を中心に展開されているから、存在感が薄くなっていたし。「後半へのキャラ整理」のような気が…。
そう言えば、アウルのブロックワード「母さん」には、どんな過去があったんだろう?
そしてカガリの説得を振り切り、ミネルバに特攻してゆくオーブ軍。例え理念に反する命令だろうと「国の意思に従うのが軍人の務め」と言い切る姿は、セイラン家の政策に反抗してオーブを出奔したカガリやアークエンジェルと正反対。これがカガリの唱える「かつてのオーブの理念」と対照的な、「今のオーブの現実」なのかと。
最後は旗艦タケミカヅチで特攻するトダカ一佐。乗員に「アークエンジェルへ行け!」とは戦場放棄&反逆行為推奨ですか?いや、本心ではやっぱりアークエンジェルを支持していたと。そんなトダカ一佐をタケミカヅチごと一刀両断するシン…今回のシンは、いつも以上に悪者に見えました。
【追記】
ここへ来て、フリーダム&ジャスティスの後継機が名称変更(ソース)
スーパーフリーダム→ストライクフリーダム
ナイトジャスティス→インフィニットジャスティス