機動戦士ガンダムSEED DESTINY

#34「悪夢」(6/11)
【打倒ロゴスの真意は?】
前回ラストで顔と名前を晒しageされたロゴスの面々。どうやらオーブやセイラン家と繋がりのある者もいるらしい。というか、カガリ曰く「彼らのグローバルカンパニーと関わりの無い国は無い」ということなので、言わば地球(=ナチュラル)の体制勢力なんだろう。
そのロゴスを、ザフト(=コーディネイター)が革命勢力となって、地球の反体制派(ユーラシア連邦など)を取り込んで倒すということか。そしてプラント主導で新たな地球圏の支配体制を築くのが、ギルバート・デュランダル議長の目論見…とか予想してみる。これが「ナチュラルとコーディネイターの融和」というコトか。

【エンジェルダウン作戦】
時を同じくして発動されたアークエンジェル討伐命令。「その目的も示さぬまま、ただ戦局を混乱させ戦火を拡大させるアークエンジェルフリーダムガンダム。今後の情勢を鑑み放置できぬこの脅威を取り除く」という名目。アスラン・ザラタリア・グラディス艦長は猛反発していたけど、これはプラントが正しいかと(ぉ)。
でもアスラン、お前はFAITHで権限があるんだから「自分がアークエンジェルと交渉する!」くらい進言しろよ。せっかくルナマリアたんが発破かけてくれたのに。
ところで・・・先攻してアークエンジェルを追い詰めていたザフト艦の艦長が印象的。EDによるとウィラードという名前があって、CVはベテランの西村知道さん。逸る部下に対して「ケツはミネルバインパルスガンダムに持ってもらえ。我が軍のエースにな」というセリフはザコキャラらしからぬ冷静さ・狡猾さがある。ひょっとしたら今後も登場する、ザフトの幹部将校なのかも。

ミネルバvsアークエンジェル
追い詰められたアークエンジェルに対して降伏勧告をするタリア。今まで散々戦場を混乱させられたのに、それでもアークエンジェルを討つことに抵抗がある模様。優しいなタリア艦長。しかしアークエンジェルマリュー・ラミアス艦長は降伏を拒否。そしてマリューがオーブでミネルバを修理してくれたマリア・ベルネスだったと知り、タリアは「やっぱり・・・」と納得した様子。最初に会った時*1に察するモノがあったんだろうか?

【"悪"夢の対決!】
そしてインパルスガンダムフリーダムガンダムの対決。ファン的には「夢の対決」と言いたいところだけど、劇中ではそうはいかない。「お前がステラを殺したんだぁぁぁーっ!」と殺る気満々なシン・アスカに対して、キラ・ヤマトはいつもの"不殺戦法"で逃れようとしている。しかし、その戦法は「フリーダムはコクピットを狙わない」というレイ・ザ・バレルのアドバイスにより防がれてしまう。
そして分離して攻撃を避けるわ、チェストフライヤーをぶつけるわ、フォースシルエットソードシルエットに換装するわ、インパルスの特徴と魅力をこれでもかと描き出した戦闘シーン。これで一気にインパルスのプラモを売り尽くそういうワケか(汚れた大人の見方)。
ついにインパルスの対艦刀がフリーダムを貫く。そしてミネルバタンホイザーも、海に潜行するアークエンジェルを捕らえる。大爆発の後に残っていたのは半壊したインパルス。コクピットではフリーダムを討ったと確信したシンが…
「フ…ハハハハハ、やった…ステラ…やっとこれで…ハハハ…ハハハハハハハハ」
えっ、キ○ガイになってる・・・((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
どうやらキラによって心を道連れにされてしまったようです(TV版『Zガンダム』のカミーユ・ビダンかよ)。

*1:8話