機動戦士Zガンダム(TV版)Vol.10

↑のように迷った末に借りた一本がコレ。フォウ・ムラサメが非業の死を遂げる36話「永遠のフォウ」と、クワトロ・バジーナことシャア・アズナブルが演説をかます37話「ダカールの日」が収録されている、シリーズ中盤の山場です。
劇場版第三部『星の鼓動は愛』の予習ということで借りてみたけど、噂によるとこれらのエピソードは劇場版ではカットされるとか?うーん、本当だとしたら惜しいなぁ。


あと、個人的に印象深いのは「ダカールの日」に登場するティターンズ兵の"アジス・アジバ"。真面目で正義感の強い青年兵士で、ティターンズの理念が正義だと信じている。…はずだったが、シャアの演説に動揺し、さらにジェリド・メサが演説を止めるため議事堂ごと破壊しようとするのに憤り、最後はカミーユ・ビダンを庇って撃墜されてしまう。いわゆる「敵の中にも良い奴はいるんだ」的なキャラでした。
そう言えば、劇中での生死ははっきり判らないんだよなぁ。乗機のアッシマーは爆発せずに墜落して、アジスもコクピット内で気絶したような描写だったし。もしも生きているならティターンズの本性に憤り、エマ・シーンのようにエゥーゴに寝返る…なんて展開も面白かったかも。
これは『スパロボ』だったら実現しそうだな。声優も『機動戦士ガンダムZZ』のジュドーや『超獣機神ダンクーガ』の藤原忍でお馴染みの矢尾一樹さんだし。