機甲戦記ドラグナー(1)

オープニングの"バリグナー"は噂に違わぬ格好良さでした。


今日は1〜8話まで視聴。既に開戦からある程度経っていて、"宇宙側"が新型兵器を開発して、"地球側"が劣勢に追い込まれていて、主人公の住んでいる中立コロニーが戦渦に巻き込まれ、そのドサクサで主人公が新型機に乗り込んでしまう…。
うーん、見事なまでにガンダムだ。いや、この場合は"褒め言葉"もしくは"特徴を端的に現した言葉"というコトで。


図らずも軍人となった"ケーン・ワカバ"、"タップ・オセアノ"、"ライト・ニューマン"の主人公トリオ。最初は軽い気持ちで戦っていた彼らが、先輩軍人のシゴキを受けたり、登場していた難民たちの苦労を見たり、敵であるギガノス軍人との邂逅を経て、戦士としての覚悟と決意を固めてゆく…というのが序盤の展開。
絵に描いたような「鬼軍曹」のベン軍曹といい、「ドラグナーには俺が乗るハズだったんだ!」と恨み丸出しでケーンたちをシゴくジェームス中尉といい、オヤジキャラがイイ味だしてるぜ。この種のキャラに共感するのも、僕が歳を取ったからだろうか?
そしてケーンたちが宇宙で出会ったギガノス軍のチェホフは、いわば"ドラグナーランバ・ラル"と言うべきか。いかにも百戦錬磨のベテラン戦士という雰囲気で、戦いを通してケーンたちを鍛え、最後には奇妙な親近感(?)が芽生えるあたり。


DISK1の映像特典はケーン役・菊池正美さんとリンダ役・藤井佳代子さんによるオーディオコメンタリー。1話を観ながら当時の思い出を語っています。菊池さん曰く「D-3に乗ってみたい、カネゴンみたいでしょ」