『School Days』が"予想外れの期待通り"になっている件について

秋の改編気を控え、現在放送中のアニメも続々クライマックスを迎えている今日この頃。皆さんいかがお過ごしですか?(挨拶)


中でも『School Days』が、とんでもないカオス展開になってるワケですが。
まぁね、原作ゲームがアッチ方面でブレイクしちゃったんで、アニメ版も極々普通のありふれた萌えアニメになって欲しくない、否、なるハズがないと予想していたんだけど。
…なんかね、もう、ヤバいよ・・・((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。


以下、ネタバレ気味になるので畳んでおきます。


特に「言葉様」こと桂言葉が悲惨過ぎるって。
内気だった彼女が、西園寺世界という友人を得て、その友人の紹介で片思いしていた伊藤誠と相思相愛になったはイイけれど…。
誠に「付き合うの疲れる」と思われたのがケチの付き始め。親友と思っていた世界に誠を取られるわ*1、自分をイジめていた加藤乙女も誠とヤッってるわ、清浦刹那に至っては目の前で誠にキスされて「もう近づかないで」的なことを言われるわ。挙句に暴走した沢永泰介にレイp(ry。
…もう、妹の心ちゃんしか味方がいない状態じゃん。
そんな中で、「私は誠君の彼女です!」「私は誠君とお付き合いしています!」と頑なに言い張ったり、誠に色仕掛けをする姿は、一途とか健気とかを超越して痛くなってくる(ノД`)シクシク。
原作ゲームをリアルタイムでプレイしていた人も、こんな気持ちだったのかな。


そして迎えた運命の10話。ついに誠から、面と向かって別れを突き付けられた言葉は、黒ゲージが充填完了。これはバッドエンド(鮮血風味)へ一直線だ。
アニメ版では原作ゲームと違って、「標的」が世界から刹那に、「武器」がノコギリから包丁になったみたいだけど…。
なんか、リアルタイムで観る勇気が無くなってきた・・・((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。


そんな本編をよそに、明るく楽しいのが『Radio School Days』
当初は河原木志穂さんによる超絶ブラコントークがウリだったこの番組も、徐々にアニメの話題が中心に。もっぱら「誠って最低だよねー」という話題だけど。


現在配信されている9回と10回では、誠役の平川大輔さんと泰介役の松本吉朗さんがゲスト。
誠の腐れ外道ぶりや泰介の鬼畜ぶりを肴にしつつ、和気藹々と繰り広げられるトークは平和そのもの。ドロドロの本編を中和するには持って来いだ。

*1:そもそも世界が言葉の友人になったのも、誠に近づくためだったりする