『School Days』が物語とか作品とかいう存在を超越して、とうとう「事件」になってしまった件について(上)

明日は朝早いから『Schho Days』の最終回(tvk放送版)はタイマー録画して、出勤前に早送り60倍速でどんなラストかをチェックしようと思ったけれど、やっぱり気になって深夜26時30分頃に目が覚めてしまい、せっかくなのでリアルタイムで観ようとテレビをつけてみたら、画面はヨーロッパの古城やら運河やらの風景が延々と流れていて、パニックになりつつもチャンネルや番組表を何度も確認した後、ネットで某実況系掲示板やらアニメ感想系ブログを確認して、「あー、みんな俺と同じように混乱しているんだなぁ」と妙な安心をして再び床に着いたけれど結局寝付けず、翌日の仕事に深刻な影響が出てしまった奴の数→(1)


というワケで、これが「『School Days』最終回放送休止事件」発生時の、僕の行動です。まぁ、僕も他の皆さんと同じ様に混乱していたワケで…。
以前、最終回を前にしたエントリーで「賽はもう壷の中、どんな目が出るか」と書いたけれど、これじゃ「壷を開ける前に、お上の手入れを喰らって賭場を閉められた」という状態だ。
…以上が2週間以上前に「School Days事件(仮)」が発生した直後に書いた文章。
騒動が落ち着いたら掲載するつもりだったんだけど、さらにこの後、「地上波全滅騒動」とか「試写会騒動」とかあって。そして何より、最大最後の事件が、他ならぬ最終回のストーリーだったワケで。完全に時期外れになってしまった。


というワケで、一連の『School Days』に関する感想とか印象とかについては、現在鋭意執筆中。本日はその代わりに、この「事件」について記したWebページを紹介してみる。

最終回のネタバレは無いので、DVDまで我慢している人も安心してご覧下さい。
この記事で、特に印象的だった一文がコレ。

どのキャラも善でも悪でもない。ただ、欲望に正直で幸せになりたいだけ。言葉や世界らの「幸せ」がつぶし合うおぞましさは、いたたまれないほど「学校という閉鎖社会のリアル」を見せ付ける。男女関係のもつれを突き詰めれば、行きつく先は破滅のみ。だが、よりおぞましいのは、それを“のぞき見”してきた、そして放送されなかった最終話を見たい僕ら視聴者かもしれないのだ。

この件は『School Days』を観ながら「誠氏ね」とか「ヤンデレ言葉様」とか騒いでる、僕たち視聴者を皮肉っているようで、耳が痛いなぁ。