Count ぞん♪Zong Down(仮)

何の前触れも無く始まった、この企画。
毎回、あるお題に基づいてリスナーからのリクエスト…ではなく、僕の独断と偏見とフェティシズムと組織票によってナンバーワンに輝いた曲を紹介します!


予め断っておきますが、これはあくまでも当Blogが独自に考えた完全オリジナルの企画です!
白石涼子の聞かなきゃ☆そん♪Song!』(文化放送にて毎週木曜深夜26:00より放送)のコーナー「Count そん♪Song Down」のパクリでもインスパイアでもリスペクトでも何でもありません!
ましてや「毎回結構な数のリクエストを出しているのに一回も採用されないで、それでいて他のヤツがリクエストした同じ曲は採用されるんだよな!納得いかないよな!」的な逆恨みでもありません!予めご了承下さい。


さて、記念すべき第1回目のお題はズバリ「作画崩壊なアニソン」だ!
記憶に新しい『MUSASHI -GUN道-』や『夜明け前より瑠璃色な Crescent Love』をわずかに抑えてナンバーワンに輝いた曲、それは長年作画崩壊の代名詞として親しまれていた、あのナンバーだ!


林原めぐみ「〜infinity〜∞」
(アニメ『ロスト・ユニバース』主題歌)


1998年4月〜9月にかけて放送された『ロスト・ユニバース』の主題歌。
実は今日が、この曲がリリースされてから…そして奇しくも、『ロスト』の代名詞である「ヤシガニ」こと第4話「ヤシガニ屠る」が放送されてから、ちょうど10周年になるという。月日の流れるのは早いもんだ。
この「infinity」に乗って流れていた『ロスト』のオープニング映像も、これまた「ヤシガニ級」の問題作だった。動きの全く無い「止め絵」をベースに、所々に「只今、作業中」とか「UNDER CONSTRUCTION*1」なんて文字が、申し訳なさそうに謝っているSDキャラと一緒に出ていて。こんな自虐的なネタが出るほどヤバい状態なのかと、素人ながらも思ったっけ。で、それが一気に噴出したのが「ヤシガニ」だったりする。


当時の『ロスト』は、それなりに…いや、結構かな…人気があったと思う。アニメ誌でも表紙や巻頭特集を飾っていたし。にも関わらず、10年経った今となっては「ヤシガニ」に象徴される「作画崩壊アニメ」としか語られないのは、リアルタイムで観ていたものとして、ちょっと寂しい。
…いや、こんな風にネタにしているヤツが何を言うのやら。



VINTAGE S (初回限定盤・紙BOX仕様) [Limited Edition]


VINTAGE S (初回限定盤・紙BOX仕様) [Limited Edition]
アーティスト:林原めぐみ
レーベル:キングレコード
発売日:2005/3/21
Amazon.co.jp で詳細を見る
※「〜infinity〜∞」収録

この曲が収録されているCDとして、林原めぐみさんのベストアルバム『VINTAGE S』を紹介してみる。オリジナルは2000年に発売されて、上記は再リリース版。
『ロスト』の他にも『ブルーシード』『スレイヤーズ』『セイバーマリオネット』『万能文化猫娘』など、林原さんが主人公(またはヒロイン)を演じて、さらに自らの作詞した主題歌やエンディング曲も歌う。そんな「林原アニメ」の曲を網羅してあるので、興味のある方はぜひとも御一聴を…。

*1:「製作中」という意味