機動戦士ガンダムSEED DESTINY
(OA:11/20)#6「世界の終わる時」
まだ6話だというのに、このサブタイトルはキツ過ぎるな。
今回は地球に落下するユニウスセブンを舞台に、ザフトvs謎のテロリストvs強奪ガンダムトリオのバトルロイヤル。この展開、『DESTINY』がスパロボに参戦したら真っ先に再現されるんだろうなぁ。「勝利条件:一定ターン以内にカオス・アビス・ガイアを撤退させる*1」とかで、失敗したらユニウスセブンが丸ごと地球に落ちてゲームオーバーとか…。
ここではアスラン・イザーク・ディアッカの「SEED組」が大活躍。テロリストのMSジンを倒しまくり*2、敵ガンダムとも互角に戦っていた、搭乗機がザクなのに…。シンも「これがヤキン・ドゥーエ*3を生き残った腕か…」と驚くばかり。主役の立場、ますます無しですな。
あと、イザークがアスランに言ったセリフ「今は俺が隊長だ!命令するな、民間人が!」はワラタ*4。状況が状況だけにキツいこと言ってるけど、内心は喜んでいるんじゃないかな。
その頃、地球でもユニウスセブン落下のニュースが流れる。沈痛な面持ちで会見をするアメリカ大統領大西洋連邦の大統領。テレビやネットに釘付けになる市民たち。猫を撫でながら、苦々しい表情で見守るジブリール。そして、この危機を知ってか知らずか、孤島で物思いに耽るキラ…*5。
やがてアスランたちの活躍によって、ユニウスセブンは真っ二つに。ディアッカの決めセリフ「グゥレイトォ!」*6も飛び出して一件落着…と思いきや、残った半分が地球へ一直線。かくして戦艦ミネルバは大気圏突入しつつ、艦主砲で破片を破壊することに。またもガンダムお約束の「大気圏突入イベント」ですな。
アスランとシンにしぶとく襲い掛かるテロリスト。彼らは「血のバレンタイン*7」で家族を失い、連合への復讐を図る元ザフト兵だった。この事件で母を失ったアスランも、オーブ戦で家族を失ったシンも、一歩間違えれば彼らの仲間になっていたかもしれない…。
そうこうしているウチに、ユニウスセブンは地球に落ちて行く。そしてアスランを乗せたザクも、シンを乗せたインパルスも…。果たして地球の、そして二人の運命はいかに?
いいトコロなんだから「…どうせ生きているんだろ」というツッコミは却下な。