機動戦士ガンダムSEED DESTINY

#29「FATES」(5/7)
「ねぇお母さん、どうして『DESTINY』は総集編ばっかなの?」
「・・・黙って泳ぎなさい」
というワケで、今週はデュランダル議長の回想形式で送る総集編。キラとラクスの出会いから、アスランカガリを交えた関係が中心でした。そこへ断片的に挿入される、議長とタリアの過去、そして仮面を着けていないクルーゼの姿。どうやら議長はキラとラクスの二人に、かつての自分とタリアを重ね合わせているらしい。
案の定、議長とタリアは昔付き合っていたらしい。で、別れた理由が「私は子供が欲しいの!」(byタリア)とは?そう言えば『SEED』では「コーディネイター出生率が低下している」という件があったっけ。それと関係あるんだろうか?ともあれ、別れた二人が時を経て為政者と軍人として再会するとは運命的な。そりゃー勢いでベッドインするわなぁ*1
あと素顔モロ出しのヤングクルーゼ。仮面を着けたのは顔の老化*2を隠すためだったけど、当時はまだ老化前だったのか。そんなクルーゼは議長と繋がりがあったらしく、老化を抑える薬も議長から渡されたモノらしい。やがてクルーゼはザフトと連合のダブルスパイとして戦争の激化、果ては人類滅亡を企てるようになったけど、これも議長の差し金?・・・いや、違うかな。議長はクルーゼの幻影に「君とて懸命に生きたのだろう」と言ってたし、歪んだ出生を乗り越えて真っ当に生きて欲しかったのかも。
そしてクルーゼに連れられていた幼いレイ。ひょっとしたらクルーゼの子供か?あるいはクルーゼと同じくアル・ダ・フラガ*3のクローンかな?
議長をあざ笑うように現れる、仮面を着けたクルーゼの幻影。それを打ち消すように議長が言った「全てを変えてみせる」という言葉の意味とは?
うーん、今回は伏線を張りまくり、謎をばら撒きまくりだったなぁ。これがラストまでのどこまで回収されるんだろう?

*1:5話を参照

*2:クルーゼは失敗したクローン人間なので老化が早かった

*3:ムウの父親。コーディネイター研究の資金提供の見返りとして自身のクローン=クルーゼ作成を要求する