アニメの最終回について-2006年3月編-(終)

最終回について語る企画の最終回です。ああ、ややこしい。
世間では春の新作アニメが続々とスタートしているワケですが…。
ここまで感想書きが遅れたのは、未見の方へのネタバレを考慮して…ではなく、単なる遅筆ゆえです。


SoltyRei(03/30終了)
アクセラヽ(゚∀。)ノ アヒャ化⇒ローズとの和解⇒アシュレイとの決着⇒宇宙船エウレネの人類粛清を阻止
まさにクライマックスなイベントの連続。3話連続だから、観終わったらヘトヘトになったぜ。
で、エンディング。5年後のロイたちが、宇宙から帰ってこないソルティを今でも待っている…。
と思ったら、さらに「Many Years After」になり、ロイが宇宙に行きソルティと再会するという二段オチ。
エウレネを止めるために宇宙に旅立った時と変わらない、あどけない姿のソルティ。一方のロイは…その風貌は宇宙服で分からないが「もう待ちきれない」と言うほどなので、どれだけ月日が経ったのか。ひょっとしたら、既に待つだけの余裕が無いほど年老いていたのかも(でもギリギリ宇宙に行けるくらい)。そんなことを思わせるラストシーンでした。
あと、個人的に物足りなかったのは、プロシードの扱い。キャストが広橋涼さん、能登麻美子さん、田村ゆかりさん、伊藤静さんとハァハァな豪華声優陣だったので、放送前は彼女たちがメインかと思っていたほど。そして、ソルティやロイのライバル的なポジションとして、いつ本格的な活躍が見られるか期待していたんだけど…。結局はローズの当て馬として一人、また一人とリタイアしてゆく。そしてクライマックスには関われないまま終わってしまった。ローズの「彼女たちを無駄死にさせたくない」というセリフがあったけど、結局は無駄死にに近い形になってしまった。
アシュレイに利用され続けていたからこそ、最後にはアシュレイの陰謀に立ち向かい、その後は幸せな人生を送る…そんな姿が見たかったな。


交響詩篇エウレカセブン (04/02終了)
えーと…クライマックスを『スパロボ』で再現するならば

  • 勝利条件:ニルバーシュが指定ポイント(エウレカの所)に到達する
  • 敗北条件:ニルバーシュの撃墜、月光号の撃墜

…というところか。
僕は10月頃からの途中視聴組で、当時はレイ&チャールズのビームス夫妻が出ていたっけ。レントンも「戦闘イコール人殺し」という事実に絶望していたんだけど…。
気がつけば人類とコーラリアンの「異種族の共存」がテーマになっていて、全人類の命運をかけてエウレカとラブラブするラストになって驚き。
終了の余韻も覚めやらぬ中、TBSやMBSローカルでは再放送も始まっているんだよな。『種デス』や『ハガレン』も同じだったけど、これは新たなるエウレカプロジェクトへの布石なんだろうか?