重戦機エルガイム 総集編Ⅰ〜Ⅱ
今回紹介するのは『エルガイム』の、1984年放送のTVシリーズではなくて1987年に作成された総集編の方です。コレを借りたのは『スーパーロボット大戦F』で『エルガイム』に興味を持った頃、TVシリーズ全54話を観るのが面倒なので総集編で観た次第です。
ストーリーとしては、異世界“ペンタゴナワールド”を舞台に、ある王族の生き残りである主人公ダバ・マイロードとその仲間たちが、独裁者ポセイダルに立ち向かうというもの。そこに、ポセイダル軍の最高幹部でありながら反乱を企てるギワザやら、謎の武器商人アマンダラ*1の暗躍があったり、人間関係や勢力図がかなり入り乱れている。正直、総集編じゃ理解できないなぁ。
横着しないで、TVシリーズを全話チェックしよう。
感想としては、メインキャラが揃って陽気なこともあって、爽やかな「青春群像劇」のような印象。富野由悠季監督作品にありがちなドロドロした部分は感じられなかった。もっとも『エルガイム』は富野作品というより、キャラクター及びメカ*2のデザインを全て手がけた永野護の作品と考えるべきだからなぁ。