機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界

ニュータイプ6月号でのビッグニュースってなんだよ!」
…少々取り乱しました、失礼。


種デス』総集編の第一弾は、1話のガンダム強奪から13話のキラ・ヤマト復活まで。コンセプトは「シン・アスカとキラの活躍を、中立的立場であるアスラン・ザラの視点から描く」ということで、シンの存在がTVシリーズより更に薄くなっている。なによりシンの代名詞として、はてなキーワードにも登録されている「ラッキースケベ」のシーンが削除されてるし。


相次いで発生したアーモリーワンでのガンダム強奪と、ユニウスセブン落とし。本編では明確に語られていないけれど、これもギルバート・デュランダル議長が裏で糸を引いていたんだろうな。そのくせ安全圏から見守るのではなく、強奪現場に居合わせたり*1、自らミネルバに乗り込んだり、かなり危ない橋を渡ってたんだな。
ここでデュランダルが戦死していたら、『種デス』の物語はどうなっていたんだろう?指導者を失い混乱したプラントは、ユニウスセブン落としの報復として宣戦布告した連合(ブルーコスモス)の核攻撃により全滅…。どう観てもバッドエンドです、本当にありがとうございました。


かくして再び戦端は開かれた!シリーズ序盤では前作『SEED』でも描かれた「ナチュラルとコーディネイターの確執」や「憎しみの連鎖」を引きずる展開だったけど、後に両者は打倒ロゴスで団結。この辺の問題は有耶無耶になってしまった。さらに終盤では唐突にデスティニープランが出てきたりで、シリーズ全体を通して戦いのテーマが二転三転している気がする。


クライマックスはキラとフリーダムの復活。おおっ、ラクス襲撃隊のヨップ・フォン・アラファスも再登場だよ!声もTVシリーズと同じ、ニッポン放送吉田尚記アナだよ!あまりの棒読みぶりに、別キャストで録り直しになるとばかり思ってたよ!*2
ともあれ、本当の主役が華々しく復活したところで第一部は終了。


総集編の第二弾「それぞれの剣(つるぎ)」は、14話(花嫁カガリ強奪)から28話(ミネルバvsオーブ艦隊)までらしい。放送は夏頃かな?
それより何より、件の「ビックニュース」の方が(ry

*1:カガリとの会談時間&場所を、強奪の実行時間に合わせた…というのは考えすぎかな?

*2:セリフは全編録り直しじゃなくて、TVシリーズの流用もあるらしい?