今回のケロちゃん登場話について、アレコレと書いてみるテスト

上記のような妄言はさておき…今回はケロちゃんモコナという、CLAMP作品における「二大マスコットキャラ」が競演する話。よく言えばファンサービス、悪く言えば「お遊びの捨て回」。もし『ツバサ』を劇場用とかに再編集したら、真っ先に削られるであろうエピソードだったりする(笑)。
でも、僕としては、こういう話も好きだな。


で、ケロちゃん役が引き続き久川さんだったことについての感想は下記。


僕の予想では、『ツバサ』にケロちゃんが登場する時は、久川さんじゃない別の声優さんが演じるだろうと思っていた。
『ツバサ』という作品自体が「CLAMPキャラのスターシステム全開状態」で、キャラの外見は同じでも世界観も設定も性格も異なるワケで、じゃあ声優を替えるのも有りだという…良し悪しというよりも「そういう作品なんだ」と納得していた。
むしろ「誰がどんな風にケロちゃんを演じるのか」と、密かに楽しみにしていたり。
そんな中、ケロちゃんだけが久川さん続投というのは意外だったし、10数年来の久川ファンとしては「すいません、気ィ遣ってもらいまして」という気分です。


さらに言うと、久川さんの声と演技が作り上げたケロちゃんのイメージが、他の声優さんによる新たなイメージ作りを許さないほど強烈だったのかな(ちょっと大げさだけど)。
似た様なケースで、『ゲゲゲの鬼太郎』はリメイクされるごとにキャストは一新されているけど*1、目玉の親父役は田の中勇さんで変わらないとか。キャスト変更がビックニュースとなったドラえもん役の大山のぶ代さんとか。
目玉の親父もドラえもんも現実離れしたキャラクターだから、「実在した場合のイメージ」が想像し辛い。だから一旦濃い目のイメージを着けちゃえば、それがガッツリ定着しちゃうんだよな。これこそ役者の腕の見せ所で、久川さんもケロちゃんを演じることによって、それを成し遂げたワケか…。うーん、ファンとしては何とも感慨深い。


この分だと、今後『カードキャプターさくら』がリメイクされる時は、あるいは他のCLAMP作品でケロちゃんが登場する時は、やっぱり久川さんの出番になるんだろうな。
…ここまで書いといて、あっさりケロちゃん役を降ろされたら泣くぜ

*1:ちなみに歴代の鬼太郎役は野沢雅子さん→戸田恵子さん→松岡洋子さん