『School Days』が物語とか作品とかいう存在を超越して、とうとう「事件」になってしまった件について(中)

驚天動地にして空前絶後にして阿鼻叫喚だったアニメ版『School Days』の結末について、1話からリアルタイムで視聴してきた身として色々書いてみます。
とりあえず、地上波では放送休止だった最終回の内容については伏せておきます。ほら、「DVD最終巻で観るまで我慢します」なんて剛の者もいるかもしれないし。僕自身も、まだアニメ感想サイトを通じて内容を知っただけで、「実物」は観ていないワケだから。


で、最終回の内容を知った、率直な感想は…


まず最初に「リアルタイムで観れなくて、むしろ良かった」、そして「予想してたけど、バッドエンドはヘコむなぁ」というもの。


「観れなくて良かった」というのは、ゲーム版のバッドエンドを更に上回る凄惨なストーリーだったから。これをリアルタイムに、予備知識というか心の準備無しで見せられた日には、マジでトラウマになるだろうから。それこそ、ゲーム版を「極々普通の学園恋愛ゲーム」だと思ってプレイしていたら、ノコギリエンドだの飛び降りエンドだの包丁エンドだのに行き着いてしまったゲーマーのように。
正直、感想サイトでの文字情報(それも速報型の箇条書き)を読んだだけでも、かなりショッキングだったし。キャプチャー画像つきだと更にキツい。その気になれば「なんちゃらtube」とか「かんちゃら動画」によって「実物」を観ることもできるんだけど、まだそこまでの度胸が無い。
最終回が地上波で放送中止になったのは、直前に起きた女子高生による父親殺傷事件を連想させるからだという。でも、それは方便なのではと思ってしまうほど、放送禁止なまでに凄惨な内容らしいからなぁ。


もうひとつの「バッドエンドはヘコむ」については明日。