『機動戦士ガンダムAGE』を観ていて気づいたこと

今週気づいたこと!


注目作品の放送or公開前に「自称・関係者」が投下するネタバレリークは、基本的にデタラメだ!
否、万が一にも結果的に当たっていたとしても、それは「まぐれ」だと割り切れ!
ギャンブルのビギナーズラックと同じで、もう二度と当たらないと思え!


と言うのも、先日「第一部・完」もとい、アセム編が完結した『機動戦士ガンダムAGE』について、始まって1ヶ月した頃に、某巨大掲示板でとんでもなネタバレのリークがあったからさ。

B005TH0ZJA機動戦士ガンダムAGE 第1巻 【豪華版】(初回限定生産) [Blu-ray]
バンダイビジュアル 2012-02-10

by G-Tools

そのリークが嘘八百かつ事実無根のデタラメだったことが判明したので、ここに晒しage(さらしエイジと読む←違います)してみる。
もう一度断っておくけど、下記の引用箇所は嘘八百かつ(以下同文)なので、信じないように!



■ガンダムAGEのネタバレってこれ実際どうなの?当たってるの?(オタク.com)


【Q:敵の正体は?】
主人公の会社が開発した未来的ロボ。
ただし、現代で開発されたわけではなく、100年後の未来からやって来ている。


【Q:敵の真の目的は?】
地球を攻撃する事でAGEシステムをフル稼働させ、100年かけて究極のガンダムを作り上げさせるため。


【Q:敵なのになぜそんな事をするの?】
実は真の敵はロボ軍団ではなく他にいる。
100年後の未来ではそいつらによって地球は壊滅状態に。
未来の技術ではかなわないので、あえてタイムスリップし、フリット達を鍛え上げる事で究極の技術革新をうながしている。

引用元ブログでも半信半疑で紹介したこのリーク。実を言うと、ちょっと面白いかなと思ったのも事実。
特にSF作品における定番の一つでありながら、ガンダムシリーズにおいては誰言うとなくタブーとされていた「タイムスリップ」を扱っているあたり。
前作『機動戦士ガンダム00』でも、同じくガンダムシリーズでタブー視されていた「地球外生命体」を、それもシリーズ最終作である劇場版に登場させたワケだし。またもタブー破りかと思わせる辺りが、逆にリアリティがあったりして。


ところで…今年で放送10周年を迎え、1月からHDリマスター版が放送されている『機動戦士ガンダムSEED』だけど、こちらも放送当時は某巨大掲示板を中心に虚実入り混じったネタバレが飛び交っていたっけ。

B0062FL0D8機動戦士ガンダムSEED HDリマスター Blu-ray BOX 1 (初回限定版)
バンダイビジュアル 2012-03-23

by G-Tools

特に頻繁に見かけたのが、定番コピペのように出回った下記のリーク。
ここでも断っておくけど、下記の引用箇所は(以下同文)なので、信じないように!



1 :コピペ見つけますた。:03/04/28 05:58 ID:???
29話:ニコルが死亡し、イザーク号泣(嫌いじゃなかったの?)
30話:トール死亡。キラ失踪。ディアッカ、捕虜に。
31話:アークエンジェルオーブにキラの探索を依頼後、アラスカへ航路をとる。
32話:アスランはひとまずプラントへ(キラも同行ラクスと再開)
33話:キラ、クライン議長のはからいによりフリーダムにのり地球降下。
34話:アスラン地球降下後にザフトを裏切る。シーゲル・クライン暗殺。
35話:アラスカ到着。ディアッカとミリィが急接近。(三人組顔見せ)
36話:簡単な補給の後パナマへ向かう。ナタルアークエンジェル降りる。連合MS量産化
37話:キラがオーブに戻りカガリと再開。そこでカガリが自分の姉だと知る。
38話:スピットブレイク始動。アスランがキラ、カガリの元へ(半分、総集編)
39話:ムウとラウが交戦するが決着つかず。
40話:三人組とアスラン、キラが戦闘。しかし三人組は逃亡。
41話:キラ、アスランアークエンジェルに合流。パナマより宇宙へ。
42話:アークエンジェルが襲われるがディアッカとムウが出撃して撃退。(ストライク配備)
43話:アークエンジェルオーブの中立コロニーに極秘に入港。地球軍、月に艦隊集結。
44話:キラ、アスランが三人組と再対決。ザフトも参戦、イザーク死亡。
45話:ザフト艦隊集結。ザラ委員長クルーゼに暗殺される。ザフト、コロニー落しへ。
46話:オーブ、コロニー落し阻止のため参戦。ナタル死亡。レイダー撃墜。他は逃亡。
47話:ムウとラウ交戦、ともに死亡。(ラウはフェイク)連合とザフトの総力戦開始。
48話:フレイが乱心してキラに発砲 それを庇ったサイが死亡、フレイ精神崩壊。
49話:ザフト降伏を宣言。ホビィドゥン、バスター相打ち。ディアッカ死亡。
50話:クルーゼ率いる地球軍の強行派がコーディネータ虐殺を開始。
51話:決戦
52話:主にエピローグ。大団円。

以上、明らかに実際の内容と異なる箇所は赤字にしてみたところ、終盤は殆どが赤字になってしまった。
イザークディアッカもサイも死なないし、フレイはキラを撃ったりしないし。死んでしまうムウやナタルにしても、最終回一話前まで生きているし、ガンダムシリーズのお約束であるコロニー落としも無いし。クルーゼはザラ議長を暗殺しないし、大体「地球軍の強硬派を率いて」なんて、確かに地球軍とザフトのダブルスパイだったけど、ここまで一気に寝返ったりしてないし。
そして何より、最終回が「主にエピローグ」で「大団円」というのが大違い(笑)。
もっとも、これが投下されたのはシリーズ中盤が放送された時期だったので、これが当初の「本当のストーリー案」だったのかもしれない。それはスタッフならざる僕らとしては、知る由も無いんだけど。


まぁ、こんなネタバレもどきが出回るのも、注目作であるガンダムシリーズならではなのかな。
こんな「面白い嘘」を妄想空想して楽しむのも、また一驚。