機動戦士ガンダムSEED DESTINY

#31「明けない夜」(5/21)
捕虜のステラを逃がした罪で逮捕されたシン。タリア艦長に詰問されても反省どころか「ステラを人間扱いしないアンタは酷い!」だの「逃がした自分は正しい!」だの言い返す。そりゃタリアも人道的な立場から非難されても仕方ないけど、軍旗違反をかました相手に言われたくないぜ。これにはタリアもヽ(`Д´)ノムキーッ!となるよなぁ。さらにアスランが「彼女はまた戦わされるかもしれない」と痛いところをついても「あの人は(戦わせないと)約束してくれた!」と言い返す始末。アスランにしてみたら「敵を信用するのか!」と言いたくなっただろうな。対して、お先に営倉入りしていたレイは冷静沈着。シンと言い争うアスランを「もうイイでしょう」とあしらった場面では、今まで見せなかった不敵さ・腹黒さが垣間見えたような…気のせいかな。
その頃、シンが信用している「あの人」ことネオは、病み上がりのステラを新型MS「デストロイ」に乗せていた。それもステラが最も恐れる「死」への恐怖を煽りまくってから…ひでぇよ、アンタ。予想通りとは言え、シンの信頼をあっさりと裏切るし。
そんなネオも、ジブリールに命じられた都市無差別攻撃には渋々従っている模様。ネオの正体が「前作では仲間だった、死んだはずのあのキャラ*1」なのは確実だけど、連合軍にいるのはお約束の「瀕死のところを拾われ洗脳されて…」だと思っていた。これならば正気に戻った時に「洗脳されていたから」の一言で許してもらえて、すぐアークエンジェルに戻れるワケだし。でも、不本意な命令を受けて葛藤するあたり、ちゃんとした「自分の意志」があって、その上で連合軍に従っているらしい。もちろん、何某かの思惑があるかもしれないけど。だとしたら、仲間にするのは大変そう。マリュー艦長、頑張ってね(何をだ?)。
デストロイはその名の如く全身是武器。巨大な機体に全方位ビームやらミサイルを積み込んで、ビームシールドで防御もバッチリときたもんだ。『スパロボ』に登場したら、倒すのは一苦労だな(気が早い)。あと、クレタ沖の戦闘で大破したカオスも、何事も無かったかのように戦線復帰。でも、影が薄くなったよね。新型機の情報も大分出てきたし、旧型はもう墜とされるのを待つだけなのかな。
やがて届いたシンへの処罰、それは無罪どころか事件自体を"無かったこと"にすることだった。これはデュランダル議長の裁定らしいけど、「戦功が目覚しいから」以外だけではない、裏事情がありそう。でもシンはそんなことを考えず「上が自分の考えを理解してくれた」と勝ち誇る。クルーの信頼を一気に失ったであろうことには気付きもせずに…。とりあえず、直接被害を蒙ったクルーはシンとレイにお礼参りをしてよし!

特に腹パンチを喰らったナースは、
お返しにシンの股間を、
力の限り蹴り上げて良し!

えっ、「シンが子供を作れない身体になったらどうする」って?どうせ児童虐待するクソ父親になるから作らないでよし
次回はデストロイとの対決、そしてステラとの悲しい再会が…。果たしてシンは、この悲劇を前にしても「自分が正しかった」と言えるのだろうか?

*1:トールか!!←違うよ