機動戦士ガンダムSEED DESTINY

#38「新しき旗」(7/9)
【新オープニング】
最終クールのオープニング曲はCHEMISTRYの「Wings of Words」。ミディアムテンポの爽やかな曲で、ちょっと意表を突かれた感じ。新規カットではドム・トルーパーのパイロットと思われる三人組が登場。百戦錬磨のベテラン戦士というイメージで、今までの『SEED』シリーズにはいなかったタイプなので登場が楽しみ。


【決戦を控えた各地の様相】
戦艦ミネルバの艦内では、シン・アスカルナマリア・ホークがイイ雰囲気に。もうすぐ戦いで死ぬかもしれないから盛り上がっているんだろうと解釈。特殊な状況で結ばれた男女は長続きしないヨ(嫉妬)。そんなルナマリアは、シンのお下がりでインパルスガンダムに搭乗。キスして中古になっちゃったから、載る機体も中古なのか(違)。
一方、オーブに極秘帰還した戦艦アークエンジェル。そこにはキサカ*1によって救助されたアスラン・ザラメイリン・ホークが収容されていた。かくして再会するアスランキラ・ヤマト。かつて共に戦いながら、再び戦場で刃を交えた二人が、こんな済し崩し的に合流するなんて・・・。
オーブ政庁ではセイラン親子が高みの見物。どうやらオーブ軍は連合(ロゴス)側にも反ロゴス同盟軍にも派兵していないらしい。でも、相変わらず連合指示の模様。


【デストロイ量産の暁】
最後通牒の回答もせず、いきなり戦闘開始。続いてデストロイガンダムが5機も登場する大盤振舞い。パイロットは・・・おおっ、生きていたのかスティング・オークレー!でも、「ステラ・ルーシェアウル・ニーダの兄貴分」という役目が無くなったから、破壊を楽しむキ○ガイになってる・・・((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。あと、他の4機に載ってるのは、"名も無きエクステンデット"と思われる。いわゆるファーストガンダムにおけるドズル・ザビの「ビグ・ザム量産のあかつきには・・・」を髣髴とさせる暴れぶり。さらに衛星軌道上からの降下部隊も、対空相当兵器"ニーベルング"で一掃。


ミネルバトリオ出撃】
この劣勢にシン@デスティニーガンダムルナマリア@インパルスガンダムレイ・ザ・バレル@レジェンドガンダムが出撃。シンがデストロイを見るや、ステラの悲劇を思い出して即行種割れエクスカリバー(対艦刀)でデストロイを斬るわ刺すわの大活躍。そんなシンに影響されてか、ルナマリアとレイも大活躍。特にルナマリアは確変入ったらしい。「モビルスーツ隊、続け!」「忘れてた?あたしも赤なのよ!」と格好良いセリフ連発。やっぱルナマリアは凛々しく戦っている姿が似合うぜ。
それにしてもデストロイ、「敵ロボは再登場&量産化されるとザコになる」というお約束を地で行くヤラレぶり。スティングも「ヘへへ・・・俺の・・・」と、末期の言葉も言えないまま爆死。まるで「カミーユ!貴様は俺の・・・」と言い残して死んだ『Zガンダム』のジェリド・メサのようだ。いや、ジェリドは例えヘタレぶりとは言え、キャラクター描写があったから、まだマシか。
これで1話から登場していた連合ガンダムトリオは全滅か。「シンたちのライバル」としてのポジションは、アークエンジェル勢に奪われた感があって、正直印象薄かったなぁ。


【決戦終了、そして・・・】
その後もデストロイをデストローイ!しまくるシン。それに載っている名も無きエクステンデットも、ステラと同じ「利用されているだけの被害者」のハズだけど、情け容赦なく殺りまくりです。こうしてヘブンズベースは陥落。司令部は降参するも、ロード・ジブリールは独りで逃走。これが今後に禍根を残すことになる模様。
この戦いをモニターで観ていたキラが呟いた「僕達は何をやっているんだろう、世界は…」のセリフ。これは前作『SEED』最終回ラストシーンのセリフ「どうしてこんなところに来てしまったんだろう、僕たちの世界は…」を連想させる。

*1:ちなみにキサカが連合にいたのは、情報収集のため潜伏していたからだとか