声優さんについて、個人的な思い出をあれこれ書いてみる〜久川綾 接触編〜

というワケで、久川さんに関する僕なりの思い出をあれこれと書いてみる。ここではアニメ出演に関して。
僕が久川さんを知ったのは、記念すべきデビュー作『新ビックリマン』(1989〜1990年放送)のプッチー・オリン役でした。…と言っても、当時の僕はぬるヲタ厨房だったワケで。新人声優である「久川綾」という名前を認知することもなく「"プッチー"しか喋らせてもらえない、哀れな名も無き声優」とか思ってました(酷)。
次に久川さんの声を聞いたのは、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(1991〜1992年放送)のレオナ姫。凛々しい系の戦うお姫様で、プッチーとは全く異なるキャラでした(当たり前か)。当時の僕はアニメ誌をチェックする「そこそこヲタ」になっていて、アニメ誌で久川さんのプロフィールを拝見して「"プッチー"しか喋らせてもらえない(略)がお姫様役なんて、出世したなぁ」とか思いました(←失礼千万)。
そして1992年に始まった『美少女戦士セーラームーン』のセーラーマーキュリーこと水野亜美役で本格的にファンになり、現在に至ります、以上。


…って、アバウトすぎるか。久川さんも「亜美ちゃん」でブレイクした後は、周囲がそのイメージを引きずることに抵抗があって紆余曲折あったみたいだし。
でも、その後は『少女革命ウテナ』の幹薫や『フルーツバスケット』の草摩由希といった少年キャラとか、『カードキャプターさくら』のケロちゃんといった珍獣マスコットキャラとかを演じて、そして今では母親キャラを演じることも多くなっている。
ヒロインから少年役を経て母親役として脇を固めるポジションになる、そんな女性声優の成長を見届けてきた…不遜な言い方ですが、そんなことを思っています。