声優さんについて、個人的な思い出をあれこれ書いてみる〜久川綾 発動編〜

続いては「ラジオパーソナリティ久川綾」についての思い出を書いてみる。
僕が最初に聴いた久川さんの番組は、TBSラジオで放送していた『NECアベニューアミューズメントパーティー』という番組。笠原弘子さんとのコンビで、放送時期は1992年の秋頃。ちょうど久川さんが亜美ちゃんでブレイクした時期だったっけ。
番組内容は、久川さんと笠原さんのトークが中心。笠原さんは演じているキャラのイメージに近い物静かな喋り口だったけど、久川さんはその頃から「明るくてよく喋るお姉ちゃん」状態。僕も「亜美ちゃんとは随分違うなぁ」とか思ったりもして。
時事ネタで「貴花田宮沢りえが婚約だってねー、ビックリして友達に電話しちゃったよ!」とか喋っていたことが、当時を反映していて印象に残っていたりする。


あと、久川さんの独り喋りコーナーもあったっけ。ちょうど僕が最初に聴いた回で語っていたことが「この前は"あんなコト"を言ったので、リスナーの反応が心配だった」というもの。どうやらマナーの悪いファンに苦言を呈する話をしたようで、「"久川死んでしまえ"とか言われるか不安だった。でも、みんなが理解してくれて感謝している」と言っていたから、相当覚悟の上だったんだろうな。
「ラジオを通してハッキリと物を言う」という『SHINY NIGHT』に通じる久川さんのポリシーは、この頃から確立されていたんだなぁ。


番組は翌年の1月くらいに、突然終わってしまったっけ。
アニラジの、そして「声優・久川綾」の黎明期に突然現れて消えていった、「冬の幻」みたいな番組だったなぁ(←恥ずかしいセリフ禁止)。