『A&G 超RadioShow 〜アニスパ!〜』
(文化放送:08/26 浅野真澄・鷲崎健)
この日は「浅野真澄生誕30周年記念公開放送」ということで、公開生放送。
オープニングでは王様のコスプレで登場する浅野さん、その気分は?
(□ェ□-)「浅野さんが自分で王様の格好をしたいっておっしゃったんですけれども、なんでなんですか?」
ヽ(`Д´)ノ「だって、今日集まった人は、ますみん王国のアレでしょ」
(□ェ□-)「あっ、それ何か他の声優で聞いたことあるヤツだ」
ヽ(`Д´)ノ「ますみん王国の民人(たみびと)たちだから」、王様の姿が見たいかなと思って」
浅野真澄、30歳の誕生日に独立国家宣言するの巻。
「声優の王国」と言えば、新谷何某さんの「チューリップ王国」とか、『堀江由衣 天使のたまご』でのコーナー「由衣王国*1」とか。そうそう、忘れちゃいけない伊月ゆゲフンゲフン…もとい、ゆい様の「妖精帝國」もあったっけ。声優業界に建国ラッシュが起きているのかも。
この調子だと声優業界は、始皇帝の登場以前の中国大陸なみに諸国乱立状態になりそうだ。
浅野さんの、30歳を迎えた率直な感想。
ヽ(`Д´)ノ「芸能人が"アタシ、早く30歳になりたいんです"とか言うじゃない。アレは絶対負け惜しみだと思っていたの」
ヽ(`Д´)ノ「でも、案外なってみるとね、結構いいモンだなと思って」
(□ェ□-)「そうなんですよねー」
ヽ(`Д´)ノ「何か、世界がホログラムがかかって見える」
(□ェ□-)「(笑)どういうこと?改造でもされた、お前?」
これは「30歳」という境界線を乗り越えたことによる、一種の悟りのようなモノだろうか。
そして今週のメインイベント。先週から予告していた浅野さんの「史上最大級」の重大発表。
曰く「30歳までに達成したい、15歳からの夢」という、文字通り半生をかけての重大発表とは…。
ヽ(`Д´)ノ「ワタクシ、浅野真澄は、30歳目前に、大学生の時…」
(□ェ□-)「ストーップ!ストップ浅野さん!」
(□ェ□-)「これ以上は浅野さん、やっぱり何て言うのか、発表したいって気持ちもありますけど…」
ヽ(`Д´)ノ「何これーっ!誕生日だよー!横っ面を叩くな!」
(□ェ□-)「これはやっぱり、ファンに言うべきことじゃないんじゃないかな。聞いたほうは余りにビックリして、切ない気持ちになってしまいますから」
この期に及んで、鷲崎さんが思い直すように説得。しかし、それでも発表を強行する浅野さん。
という、いかにも浅野さんらしい重大発表でした。で、その顛末は…。
ヽ(`Д´)ノ「私ですね、大学へ奨学金を全部借りて行ってたんですけど、それを大学卒業する時に、30までに返すぞって目標を立てました」
ヽ(`Д´)ノ「奨学金を借りること自体は15歳の時からの夢だったんですけど、見事ですね、30歳を残り一週に控えたところで、500万払いました!」
まさに悲願成就。奨学金で大学に通っていたのは以前に話したことがあったけど、500万円というリアルな額と、それをつい最近まで返済し続けていたという事実には驚き。
…そして何より、それを公共の電波でネタにしてしまうのが凄い。
ヽ(`Д´)ノ「私が大学生になった時、ウチの両親の年収は180万ですよ」
(□ェ□-)「…ホラ、全然笑いじゃない」
ヽ(`Д´)ノ「アタシ、案外フツーだと思ってたんだけど」
ヽ(`Д´)ノ「それで(奨学金申請の)書類を書いて提出した時に、受付の人がビックリして、目を潤ませながら"もう一種類申請しなさい"と、"絶対途中で行き詰まるから"と」
ヽ(`Д´)ノ「一種二種と申し込んでですね、そして完済いたしました。そんなに少ない?180万って、年収だよ」
やべー、ガチだ、ガチすぎる話だ。
世にアニラジは数あれど、公共の電波を用いて、奨学金の額や完済報告、さらには当時の親の年収額まで暴露した声優はいただろうか。否、今まで一人もいなかったし、今後もいないであろう(反語表現)。
それだけお金に困った半生を送ってきた浅野さん。
だから、この日の特別企画「第3回浅野裁判」で「コンビニの買出しでは、番組経費を使ってお値段高めの新商品を買わせて、美味しいか確認した」とか「『こむちゃっとカウントダウン』で櫻井孝宏さんの誕生日に用意されたスィーツをタカリに行った」とか「番組からの誕生日プレゼントで笑いに走られるのを、猛烈に反対した」なんてことが暴露されましたが、多めに見てあげましょう。