アニメのパチンコ化ラッシュを考える(2)

好きなアニメが続々とパチンコ化される風潮について、ファンの間では賛否両論。そして、一家言ある人がネットで書くのは、殆どが批判的な意見。
その中でも、かなりの頻度で引用されているのが、ある超有名漫画家のインタビュー。今回はそれを紹介してみる。


ただし、このインタビューは出典不明なので、信憑性は保証できません。おそらくはネットユーザーの捏造だと思ので、それを予め理解したうえでお読みください。


件の超有名漫画家とは誰か。実名は伏せて、ここでは仮に「バードマウント先生」と呼ばせていただきます。(もうバレバレじゃん)
で、インタビューの内容は下記のとおり

バードマウント「この前もパチンコ会社から『××』*1で作らせてくれってきましたよ(笑)。でも、きっぱりと断りました」
─なぜですか?
バードマウント「私は自分のキャラクターが、パチンコという大人の賭博に使われるのが我慢ならないんですよ。漫画を大人の賭博に使って、お金のために誇りを捨てる人たちがたくさんいる」
─たとえば誰ですか?
バードマウント「誰でしょう?(笑)たくさんいるじゃないですか。私は絶対に、パチンコに作品を売ったりしませんよ。だってそうでしょう、自分の子どもを賭博屋に売る人間がいますか?」

という具合に、漫画作品のパチンコ化を全面批判。パチンコを「大人の賭博」と言い切り、それに作品を提供した同業者を「お金のために誇りを捨てている」と一刀両断。そして最後に「私は作品をパチンコに売ったりしない」と締めくくる。まさにパチンコ否定派の主張と希望を、これ以上無いほど集約している。
しかも、それを言った(とされている)のが、日本漫画史上屈指の大ヒット漫画家にして、近年は目立った活動をしていないが故に「生ける伝説」と化している鳥やm…もとい"バードマウント先生"なのだから、インパクトは充分。信憑性が怪しくても、ネット上で使われるのも当然だよなぁ。


ところで…実際のところ、バードマウント先生は漫画のパチンコ化について、どんな意見を持っているんだろう?先生の代表作は某『博士不調』といい某『龍球』といい、パチンコ業界が真っ先に(それこそ『北斗の拳』や『エヴァンゲリオン』や『フランダースの犬』を差し置いてでも)飛びつきそうなメガヒットなんだけど。それが未だにパチンコ化されていないのは、やっぱりパチンコに否定的な意見を持っているんだろうか。
あるいは、本人は肯定的だけど、関係各所(版元とか)パチンコ化によるイメージダウンを恐れているのか。はたまた、近年展開しているDVDソフトやゲームの方が、パチンコより儲かっているのか。


あと、どうしても気になっているのは…


















パチンコ化はNGだけど、ハリウッドでトンデモ改編をされまくった末に実写化されるのはOKなのかなぁーっ!ってことなんだけど、あえてスルーしてみる。

*1:バードマウント先生の超大ヒット作品。アニメ化もされ、ゲームは現在でも新作がリリースされ続けている