アニメのパチンコ化ラッシュを考える(6)

漫画・アニメのパチンコ化を考えていたようないなかったような、今月の本Blog。


締め括りとして、もしも「我がバイブル」である『アニメ三銃士』がパチンコ化されたら、という難しいお題について考えてみる。
これについては、自分の中でも賛成派と反対派があって、時々考えては『太田総理』なみの激論が交わされている次第。
以下に書くのは、あくまでも現時点での意見なので、その辺りはご容赦下さい。


結論から書くと、僕は『アニメ三銃士』のパチンコ化には賛成。


確かに、「大人の賭博」であるところのパチンコに『アニメ三銃士』が使われるのは、諸手を上げて賛成とは言えないけど。でも今となっては、パチンコに使われること自体、それなりの人気があることの証明ともなっているワケだし。


それに、パチンコ化されることで昔『アニメ三銃士』を観ていた人も再び興味を持つかもしれないし、新しいファンも獲得できるかもしれない。『エヴァンゲリオン』も劇場版で復活したし。『創世のアクエリオン』なんか、テレビ放送時は知る人ぞ知るマニアックな作品だったのに、アノ主題歌と一緒に再ブレイクしたし。はるか昔に諦めた『アニメ三銃士』の続編が、パチンコを切っ掛けにして実現できるのなら、それに期待してみるのもアリかなと。
「パチンコ業界が賭博のために、『アニメ三銃士』を利用している」じゃなくって「アニメ三銃士』が復活のために、パチンコ業界を利用している」と考えればいいのかな。


もっとも、こう考えるのも実現性が限りなくゼロに近いからかもしれない。作品のイメージ的にも、パチンコとは縁遠い感じがするし。知名度も『世界名作劇場』とかには劣るし。「どうせ『CRアニメ三銃士』なんて、できっこないだろーなー」とタカを括って、割と無責任に考えているのかもしれない。
もしも、奇跡と偶然と運命の悪戯が幾重にも折り重なって、『CRアニメ三銃士』が実現したならば、その時は考えを改めるかもしれないなぁ。