よいこの自遊研究・声優さんのAround30(4)

4人目は久川綾さんのAround30。



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アーティスト:久川綾
レーベル:バップ
発売日:2000/2/21
Amazon.co.jp で詳細を見る

久川さんと聞いて、思い浮かべるのが水野亜美スクルドケロちゃんか、そこで意見の分かれるところ。かく言う僕は『久川綾のSHINY NIGHT』を思い浮かべるディープなファンです。


久川さんは1968年(11月12日)生まれなので…。
【1989年(21歳)】

【1991年(23歳)】

【1992年(24歳)】

【1993年(25歳)】

【1995年(27歳)】

【1997年(29歳)】

【1998年(30歳)】

【1999年(31歳)】

【2001年(33歳)】

【2002年(34歳)】

【2004年(36歳)】

【2005年(37歳)】

【2006年(38歳)】

久川さんって、もうすぐ40歳なのか!(激驚)
いや、それを言うなら、このシリーズで紹介している女性声優さんは皆(ry。


話を戻して…久川さんがブレイクする切っ掛けが『セーラームーン』の水野亜美なのは、誰もが認めるところ。でも「久川さん=亜美ちゃん」のイメージに久川さん自身がかなり悩んだというのも、当時から最近に至るまで色々なインタビューで目にしたっけ。それを乗り越えようとしたのが、『SHINY NIGHT』であり『さくら』のケロちゃんだったという。
上の表を見ると、久川さんの活動は30歳が明確な分岐点になっている気がする。ケロちゃんを演じたのも30歳になる年だったし、さらに30歳になった数ヵ月後(1999年1月)に結婚。そして、直後の春改編で『SHINY NIGHT』が終了し、アーティスト活動も一段落。いわゆる「アイドル声優的な活動」が終了した。これが意図していたものか偶然かは分からないけれど、「30歳」というのは大きな区切りとなった。
その後は由希やレイのような少年キャラと、リンディ提督のような母親キャラが中心。最近は母親キャラ寄りかな。
あと意外なのが、『十二国記』の陽子が「初のテレビアニメの主役」ということ。声優の男女を問わず、30歳を過ぎた頃になると演じるキャラが年長の、ヒーローやヒロインではない「脇を固める大人キャラ」になってくるんだけど。『十二国記』はストーリーがハードだから、それまで培ったキャリアと演技力があってこそかな。久川さん自身も「自分の全てをかけて演じた」というほど入れ込んだ作品だったし。


ご結婚は、上述の通り30歳の時。もっとも、その1年前くらいから『SHINY NIGHT』で彼氏がいる事を公言していたワケだから。結婚報告も改まったものじゃなく「年明けに"例の彼"と結婚します」という、近況報告みたいにあっさりしたものだったっけ。何より『SHINY』では「ウ○コ踏んじゃった」とか「子供の作り方を知るのは遅かったけど、ヤるのはもっと遅かった」なんて爆弾発言を連発してたし。結婚宣言くらいで驚くヤワなファンはいなかったんじゃないかな(笑)。