よいこの自遊研究・声優さんのAround30(5止)
さぁ、この自遊研究もいよいよファイナルだ!
最後に紹介するのは、皆さんお待ちかねぇ!
声優業界史上最大最高究極のタブーに完全と挑む、人体練成や大量破壊兵器の如き禁断の研究!
「永遠の17歳」こと井上喜久子さんのAround30だ!
羊でおやすみシリーズVol.9 「あなたのそばを離れません」
アーティスト:井上喜久子
レーベル:honey bee
発売日:2007/11/30
Amazon.co.jp で詳細を見る
繰り返し言うけれども、喜久子さんは誰が何と言おうと17歳です!
誕生日は9月25日だけど、歳は17歳から変わりません!
だから年齢表記は「17歳と何千何百何十何日」という形式にしようと思ったけれども、面倒くさいから止めた!
そこで趣向を改めて、現在開催されている北京オリンピックに因んで、「1964年開催の東京オリンピックから何周年」という表記を使わせて頂きます!他意は無い!(嘘)
【1989年(東京オリンピック25周年)】
- 『らんま1/2』(天堂かすみ)
【1990年(東京オリンピック26周年)】
- 『ふしぎの海のナディア』(エレクトラ)
【1993年(東京オリンピック周年)】
【1995年(東京オリンピック31周年)】
- 岩男潤子さんとのユニット『おさかなペンギン』結成
- ラジオ『井上喜久子のトワイライトシンドローム』(春〜秋)
- ラジオ『井上喜久子の瑠璃色アクアリウム』(秋〜翌春)
【1996年(東京オリンピック32周年)】
- 『瑠璃色アクアリウム』最終回で結婚報告
【1998年(東京オリンピック34周年)】
- 産休より復帰
- ラジオ『喜久子・麻里安のお月様にお願い!』(※当時リアル17歳だった山本麻里安さんに触発され「17歳」を名乗り始める)
【2001年(東京オリンピック37周年)】
【2002年(東京オリンピック38周年)】
- 『おねがい☆ティーチャー』(風見みずほ)
上に挙げた意外にも、演じるキャラはデビュー当時から一貫して「お姉ちゃん&お母さんキャラ」が中心。デビューが比較的遅かったのもあるけど、元々の声質が「お姉ちゃん&お母さん声」だったし。
最初のブレイクはOAVの『女神さまっ』で、ラジオとかに進出した頃はもう三十…もとい「東京オリンピック30周年」過ぎだったという。これは昨今のいわゆる「アイドル声優」と比べても異色かと。
その後、結婚や産休というプライベートでの一大転機を経て、少年キャラの代表格である大空翼を演じた時には「喜久子さんも、これからは少年役に進出か」と思ったんだけど。その直後に「This is 喜久子お姉ちゃん」な『おねティ』のみずほ先生で再びブレイク。その後は皆さんご存知の通り、「東京オリンピック40周年」を過ぎた今でも「永遠の17歳キャラ」をフル活用して、ラジオやイベントに大活躍してます。
ご結婚は32歳の時。自身がパーソナリティを務めるラジオ番組(それも最終回)で報告というもの。後に林原めぐみさんや久川綾さんや三石琴乃さんも同じ形式で結婚報告したけれど、当時としては前例が無かったと思う。それだけに、聴いていた方も随分驚いたっけ。
僕なんか驚いた以上に、喜久子さんに対して尊敬の念を感じたりした。人気商売にして擬似恋愛の対象でもある女性声優にとってマイナスイメージに成りかねない結婚の報告を、それも自身の肉声で行うとは。その気になれば幾らでも隠し通せるプライベートでの一大事を、あえて公表する。これは前例が無かっただけに、よほどの覚悟とファンへの信頼が無ければできないことだと思った。そして、それをやった喜久子さんは、本当に凄い人だと思った。
凄いクサくて痛くて恥ずかしい言い方をすると…。
喜久子さんは女神様だ!
そういう気分だった。いや、大袈裟じゃなくホントに。
で、その「女神様」は来月で「東京オリンピック44周年」を迎えます。
お後がよろしいようで…。