早いもので4月ももう終わり。即ち、2012年も3分の1が終わろうとしているのか…。
いやいや、これからが「2012年"度"」の始まり。「俺たちの2012年はこれからだ!」と書くと少年漫画の打ち切り最終回みたいだけど…。
春の新作アニメも出揃ってきたので、ここで個人的にハマっている作品を紹介してみる。
■這いよれ!ニャル子さん
クトゥルー神話をモチーフにした…と言いたいところだけど、むしろアニメ・漫画・特撮などのヲタ向けネタが其処彼処に散りばめられている。もう全てのセリフが何かのパロディなのかと疑ってしまうレベル。
何より主人公「這い寄る混沌ニャルラトホテプ」ことニャル子が飛ばしまくってて、さながら「阿澄佳奈無双」状態だ。
オープニング曲も「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」のアスキーアートでお馴染み、中毒性が半端じゃない。
■めだかボックス
『化物語』シリーズでおなじみ西尾維新先生が原作を手掛ける、最近流行りの「生徒会モノ」。
「完璧超人な生徒会長・黒神めだか」が生徒達のお悩みを解決する学園コメディ。…だったのが、そこはラノベではなく少年ジャンプ連載作品の宿命で、気がつけばバリバリのバトル漫画になっている。
アニメもそれに準じた展開になる模様。
■夏色キセキ
スフィアの、スフィアによる、スフィアと静岡県下田市のためのアニメ(←一部誇張あり)
スフィアの4人演じる女子中学生と、謎の「お石様」が繰り広げるSF(少し不思議)な日常アニメ。
ラストはお石様の力が発動して、4人が静岡県下田市ごと因果地平の彼方に吹き飛ばされる…なんてトンデモなオチにならないか心配だ(←取り越し苦労)。
■Fate/Zero
昨秋の放送開始から変則2クール構成の後半。
舞台となる「第四次聖杯戦争」も激しさを増し、登場人物も次々と脱落していく。
主人公・衛宮切嗣をはじめとした、各キャラクターのエゴイスティックな面も一気に現れ出し、目が離せない展開の連続だ。
■聖闘士星矢Ω
絵柄もあるけど、やっぱり「『星矢』の続編」と言うより「『プリキュア』の男子版」と言うべき作品。
でも、チビっ子(仮面ライダーやスーパー戦隊を見ている子供達)のウケはどうなっているんだろう?
前作の頃に大ヒットしたフィギア「聖闘士聖衣大系」のようなオモチャが発売されることも、こっそり期待してみる。