アニメのパチンコ化ラッシュを考える(4)

アニメのパチンコ化について、真面目に考えているようないないような最近の本Blog。
こんな事を書くようになったのは、僕の好きなラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』で、『CR世界名作劇場』が話題になっていたから。『フランダースの犬』が、ひいては漫画やアニメがパチンコ化されることについての所見を語っていたのが印象的だったので、本Blogでも駄文ながら色々と書くに至ってます。


今回は、件の『深夜の馬鹿力』で伊集院氏が語っていたことについて書き留めてみます。


伊集院氏が語っていたことを要約すると、下記の通り。

  • フランダースの犬』がパチンコ化されたと聞いて「最終回でネロとパトラッシュが死ぬシーンも再現されるのかな」と冗談半分で考えた。ところが、実際に「名場面リーチ」として実際に使われていて驚いた
  • 自分たちがラジオのネタコーナーで「もしも○○がパチンコ化されたら」とか「こんなパチンコは嫌だ」みたいにギャグで考えるようなことが、パチンコでは現実化している
  • これをプレイするとなったら「ネロ死ね、よーし死んだ!大当たりだ!」ということになる。これで金を貰うと考えたらゾッとする
  • 業者側が「パチンコは健全な娯楽です」と主張しても、実際にはやさぐれているイメージがある。作品の世界観やイメージを守るために著作権とかの権利があるのに、それをイメージが異なる業種に売るのは良くない。カネで売っちゃいけない物もあるだろう
  • キャラクター物のパチンコを作りたかったら、『大工の源さん』みたいに自分たちで作ればいいじゃないか。自分(伊集院氏)は『冬のソナタ』や『エヴァンゲリオン』のパチンコも「お前ら、こういうのが好きなんだろ」と狙われている気がして嫌だ

…大体こんな感じ。途中に伊集院氏らしく「こうなったら『CR火垂るの墓』とかも出して欲しい」とか「『CRまんが道』とかも出そう。藤子先生は、"F"はともかく"A"の方はパチンコ業界に平気で権利を売りそう*1」なんて冗談を織り交ぜていたけど。少なからず憤っていた気がする。それこそ、去年の秋頃に「俺、岡田何某が嫌い!一緒に仕事するくらいなら死にたい!」なんて言ってた時のようだ。


ということで、着地点の見えない話ですが、とりあえず「伊集院氏がラジオでこんなことを言ってました」ということで締めくくっておきます。

*1:実際に『忍者ハットリくん』や『プロゴルファー猿』はパチンコ化されている