あのゲーム機の発売から今年で30周年ということで気づいた事

今週気づいたこと!


今年は「ファミコン」ことファミリーコンピューターが発売されて30周年だ。


そして何より今日(7月15日)がファミコンが発売されて、ちょうど30周年の記念日だったのか!
■【ファミコン生誕30周年企画】Happy Birthday Family Computer(INSIDE)


というワケで今回は、ファミコン30周年に合わせて出版された一冊を紹介。

4778313755超ファミコン
多根 清史 阿部 広樹 箭本 進一
太田出版 2013-06-20

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『超クソゲー』『超エロゲー』など、アングラ臭漂うゲーム評論本を長年出版している太田出版から、満を持して出版されたファミコンゲーム紹介本。


ゲームはいまだファミコンを超えてはいない!」をキャッチコピーに、ファミコン時代のゲームを名作から迷作まで幅広く紹介。
それも1作あたり2〜4頁で300頁超という、広く浅く、でも時には深く扱っているので、むしろ「こんなゲームもあったのか!」と新たな発見があるのかも。


加えて特別記事も充実。特にファミコンブーム真っただ中の1986年に公開された映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人激突!大決戦』の舞台裏を、構成を務めた渡辺浩弐氏(小説『ゲーム・キッズ』シリーズの著者としてもお馴染み)へのインタビューで紹介した記事は凄すぎる。
高橋・毛利両名人の対決も、最初はイベント風のエキシビジョンマッチとして企画された。しかし、両名人ともにガチ、渡辺氏の言葉を借りれば「ピュア」だったため、対決は「生放送だったら放送事故」な超展開に。
対決で使用するゲーム『スターソルジャー』を、収録前夜に渡辺氏が独断で「無敵ROM」にすり替えていて、その事実を「時効成立」よろしく15年経つまで一切他言しなかったという事実も告白されている。


他にも実際に完成したフィルムには映っていない、否、映ってはいけない真実が次々に明かされる。高橋名人毛利名人に憧れたファミコンキッズならば必読の記事だ。

B000068I0Xスターソルジャー
ハドソン 1986-06-13

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B0000QX38Uファミ通DVDビデオ ファミコン生誕20周年記念 ファミコンのビデオ
ソニー・ミュージックディストリビューション 2003-12-03

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※『高橋名人VS毛利名人』収録